哲学する猫

特に読む価値のない日々の出来事を書いています

どこからみるか

今日は気分の落ち込みで外に出掛ける気にならなかったため、学習センターには行かなかった。でも、英語の勉強は休まずに進めることが出来た。

 

完了形と受動態について学習した。テキストでは受動態から完了形へ自然な流れで説明されており、わかりやすかった。

 

今回印象に残ったのは、過去と完了の違いについての説明だった。

 

私は過去と完了形の違いが分かったようであまり分かっていなかった。

 

テキストでは

 ・現在完了と過去はそんなに違うものではない

・(文法が似ている)ドイツ語やフランス語でも単純過去という形があるが、英語の現在完了に相当する複合過去を使うのが普通

・日本語の過去形「た」も元々は完了の助動詞「たり」(「てあり」)が縮まったもの

・完了が過去に置き換わるのは自然なことだから、現在完了か過去形にすべきかであまり神経質にならなくても良い

 

と説明されており、さらに

 

・現在完了形:現在の視点で過去を見通す(経験)

・過去形:物語る視点(小説)-現在とは別の時間枠

 

といった内容のことが書いてあった。

 

英文を書く時、あまり考え過ぎなくても良いのかなぁと思ったら、少し気が楽になった。大学の先生が言ってることだしね。

 

やはり語学に限らず、学問というのは小手先だけのテクニックを習得しても、深い理解には繋がらないということを再認識している。その点、このテキストには語源や文法が発展してきた歴史から説明されているので、単純な暗記にならず理解出来るように思う。

 

 

体調を崩したり、気分の変調を来したりしている毎日ではあるが、何とか第15回までやり遂げたい。